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話題のクラウドSIMを使う5つのデメリットは?おすすめできないケースを紹介

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クラウドSIMをおすすめしない女性たち

クラウドSIMはメリットが語られることが多いですが、デメリットももちろんあります。クラウドSIMの5つのデメリットやおすすめできないケースを紹介するので、よく読んでクラウドSIMは自分に合っているのかを検討してください。

 

クラウドSIMはメリットばかり語られがち

主に語られるクラウドSIMのメリットは下記の2つです。

 

【クラウドSIMの主なメリット】

  • 複数キャリアが利用できるので広いエリアで利用できる
  • 海外でも手間なく現地回線に切り替えて利用できる

クラウドSIMにはクラウドSIMならではのメリットがあります。クラウドSIMのデメリットを解説する前に、主なメリットを見ていきましょう。

 

複数キャリアが利用できるので広いエリアで利用できる

クラウドSIMは回線を切り替えながら利用することで、広いエリアで利用することができます。

1つのSIMで利用できるのは1つの回線のみです。従来のSIMカードでは電波状況が悪くなったり電波状況が起こったりしたとき、再び電波状況が良くなるまで待つことしかできませんでした。

クラウドSIMでは適した回線を自動的に探して切り替えることができるので、電波障害が起こっていない回線に切り替えたり、同じ場所で電波状況がより良い回線を探して切り替えたりすることが可能です。

山道などの電波状況が悪い場所によく行く方は特にメリットだと感じるのではないでしょうか。

 

海外でも手間なく現地回線に切り替えて利用できる

クラウドSIMは普段使っている端末で現地の回線を使うことができます。

従来のSIMカードの端末でも国際ローミングを利用することで海外利用は可能ですし、現地のSIMに入れ替えたり海外用のWi-Fiを使ったりして海外でも通信を行うことはできます。しかし現地で利用できるSIMやWi-Fiを用意するのは手間ですし、国際ローミングは利用料が高額になりがちです。

クラウドSIMは端末の位置情報を元に適した回線に自動的に切り替えてくれるので、端末を海外に持って行くだけで現地でも使うことができます。事前設定が必要な場合もありますが、端末上で簡単な操作をするだけで完結するので、手間をかけずに国際ローミングよりも利用料を抑えることができます。

 

クラウドSIMの5つのデメリットは?

クラウドSIMのメリットを確認したところで、次はデメリットを見てみましょう。主なデメリットは5つです。

【クラウドSIMの5つのデメリット】

  1. 最大速度が一般的なモバイルルーターよりも遅い
  2. サービスがあまり普及していないので選択肢が少ない
  3. 海外で利用制限される可能性もある
  4. 海外で利用した場合料金が割高になることも
  5. 海外で利用した場合は利用できるデータ通信量が少ない

クラウドSIMのメリットの中には、使い方によってはデメリットによって打ち消されてしまうものもあります。クラウドSIMのメリットを把握した上でデメリットを見ていき、クラウドSIMを活かした使い方ができるかを確認してみましょう。

クラウドSIMのデメリット

 

デメリット1.最大速度が一般的なモバイルルーターよりも遅い

クラウドSIMのモバイルルーターは、一般的なモバイルルーターよりも最大通信速度が遅いものがほとんどです。

例えば一般的なモバイルルーターの「Speed Wi-Fi NEXT WX05」の最大通信速度は下り440Mbps、上り30Mbpsです。一方NOZOMI WiFiが海外利用可能なプランで提供する「GlocalMe U2」の最大通信速度は下り150Mbps、上り37.5Mbpsです。

上り速度は「GlocalMe U2」の方が若干速いですが、動画や音楽などのコンテンツ視聴やWebサイトの閲覧など、インターネット通信でよく使う機能において重要なのは下り速度です。

またNOZOMI WiFiの提供する「601HW」は4G LTE利用時で下り最大350Mbps、4G利用時で下り最大612Mbpsですが、海外利用はできません。

 

デメリット2.サービスがあまり普及していないので選択肢が少ない

クラウドSIMは確かに便利なサービスではありますが、まだあまり普及しているとは言えません。従来のSIMカードの端末と比べ、選べる端末やサービスの選択肢は少ないです。

クラウドSIMを搭載したスマホは「jetfon P6」と「FREETEL P6」のみで、両方ともAndroid端末で、クラウドSIM対応のiPhoneはありません。

またクラウドSIMを利用したWi-Fiルーターの代表的なものには「どんなときもWiFi」や「NOZOMI WiFi」、「Skyberry」といったものがあります。3社ともそれぞれサービスは充実しており異なる特徴があるので、国内利用や海外利用などニーズに合わせた選択をすることは可能ですが、従来のWi-Fiルーターよりもお得なキャンペーンは少なめです。

 

デメリット3.海外で利用制限される可能性もある

クラウドSIMを海外で利用する場合、現地の法律などに照らし合わせて他の国とは異なる利用制限がかかる可能性があります。使いたい国で使えるかは事前に確認するようにしましょう。

例えばクラウドSIM対応のスマホ「jetfon」は、中国で普段使っているインターネットサービスを使いたい場合、他のアジア諸国と異なる利用料が必要になります。

「jetfon」を中国で使い、TwitterやLINE、YouTubeやGoogleを使いたい場合は中国PREMIUMプランを利用しなければなりません。通常のアジア諸国・中国での利用料は1日あたり380円~ですが、中国PREMIUMプランは1日あたり680円と倍近くかかります。

なお7日プランで通常980円のものが2,980円、30日プランで通常1,880円のものが7,980円と、日数が増えると倍以上の料金がかかるようになるので気をつけましょう。

 

デメリット4.海外で利用した場合料金が割高になることも

クラウドSIMは国際ローミングを利用するよりは料金を抑えられることが多いですが、海外での利用が多いと料金は割高になりやすいです。

例えば「どんなときもWiFi」は1日あたり1GBで1,280円もしくは1,880円の海外利用料がかかります。「NOZOMI WiFi」では1日あたり500MBを1,000円で利用できますが、通常の月額料金とは別にチャージ量がかかります。

「Skyberry」は海外利用料がなく、国内と同じ料金で使えます。しかし国内と海外合わせて1ヵ月あたりのデータ容量は他のサービスよりも少なめなので、データ容量をたくさん使いたい人には不便に感じるでしょう。

なお「Skyberry」では同じ3,980円の月額料金で国内外合わせて7GBまでのプランと、国内50GB+内2GBが海外利用分のプランが選べます。

 

デメリット5.海外で利用した場合は利用できるデータ通信量が少ない

クラウドSIMを利用したサービスは国内ではたくさんのデータ通信量を使えるものが多いですが、海外で利用した場合のデータ通信量は少ないです。

例えば、従来のモバイルWi-Fiルーターのように「3日で10GB利用すると翌日の夜間に通信制限がかかる」といった制限もなく、国内ではデータ通信量無制限で利用できる「どんなときもWiFi」は、海外利用時は1日あたり1GBまでしか使えません。海外での利用料金が割安な「NOZOMI WiFi」では500MBと、データ通信量はさらに少なくなります。

また海外利用で別途料金が発生しない「Skyberry」は、国内外合わせて1ヵ月あたり7GBを使うことができますが、7GBも決してデータ通信量が多いとはいえません。

 

クラウドSIMをおすすめできないケース

クラウドSIMは上手に使えば便利ですが、使い方が合っていないと料金が割高になったり、使いたい場面で使えないこともあります。

 

【クラウドSIMをおすすめできないケース】

  • 海外に長期滞在する場合
  • クラウドSIMが対応していない国に行く場合

クラウドSIMのサービスを利用する前に、クラウドSIMが自分に合っているのか確認するようにしましょう。

 

海外に長期滞在する場合

海外に長期滞在する場合は利用料が高額になりやすいのでクラウドSIMはあまりおすすめできません。

クラウドSIMのモバイルWi-Fiルーターでは海外利用1日あたり1,000円以上かかるものがほとんどなので、長期滞在では料金はかなり高額になるでしょう。

またクラウドSIM対応のスマホは30日間の海外利用料が1,880円~なのでモバイルWi-Fiルーターよりは安価ですが、データ通信量は30日間で3GBと少ないです。

長期滞在ではクラウドSIMのメリットを活かしきれないといえます。

 

クラウドSIMが対応していない国に行く場合

クラウドSIMはサービスごとに利用できる国や地域が決まっています。

 

【クラウドSIM対応サービスの利用可能な国の数】

  • jetfon、FREETEL:100ヵ国以上
  • どんなときもWiFi:130ヵ国
  • NOZOMI WiFi:90ヵ国以上
  • Skyberry:150ヵ国以上
    ※内、海外での別途料金がかからない「ボーダレス対象国」は90ヵ国

海外に頻繁に行くからという理由でクラウドSIMを検討している方は、検討中のサービスの対応国を必ず確認してください。

 

クラウドSIMはメリットとデメリットを把握し、サービスが自分に合っているかよく考えよう

クラウドSIMのメリットは海外でも使える点と広いエリアで使える点にありますが、デメリットもあります。

クラウドSIMのモバイルルーターは一般的なものよりも最大通信速度が遅いものがほとんどですし、サービスがまだあまり普及していないため端末の選択肢も少ないです。また、海外利用時も上手に使わなければ料金が割高になったり利用が制限されたりしてしまいます。クラウドSIMが使えない国もあるので、事前に確認し端末を持っていったら使えなかったということがないようにしてください。

クラウドSIMを利用したサービスを使う前に、クラウドSIMは自分に合っているのか、希望の使い方は本当にできるのかをよく検討しましょう。

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